NECキャピタルソリューション第1四半期業績発表、短期貸付であるファクタリング取り扱いが減少
NECキャピタルソリューション株式会社が、2021年3月期第1四半期として2020年4月1日~2020年6月30日の連結業績を発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景況感の悪化により、NECキャピタルソリューションが属するリース業界においては、業界全体の2020年6月累計のリース取扱高は、前年同期比13.1%減の1兆625億円と、前年同期を下回る状況となっている。(出典:公益社団法人リース事業協会「リース統計」)
NECキャピタルソリューションの賃貸・割賦事業では前年同期にWindows10の入替需要を背景とした情報通信機器の大幅な増加や大型のベンダーファイナンス案件の獲得等があったため、契約実行高では前年同期比4.3%減、成約高は同15.3%減
と、共に前年割れとなった。
ファイナンス事業においては、主に短期貸付であるファクタリングの減少により、契約実行高、成約高共に前年同期を下回る結果となり、主な要因は、顧客の売掛債権等の減少に伴い、ファクタリングの対象となる債権残高が減少したことによるもの。
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記事ライター
muro