積水ハウスサポートプラス株式会社を新設、積水ハウスがアフターサービス事業を分社化へ

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積水ハウス株式会社が 新会社「積水ハウスサポートプラス株式会社」を設立、2025年2月にアフターサービス事業を始動

積水ハウスが、住宅のアフターサービス事業を分社化することを発表しました。新会社「積水ハウスサポートプラス株式会社」を設立し、2025年2月1日より事業を開始する予定です。

積水ハウスサポートプラス株式会社を新設、積水ハウスがアフターサービス事業を分社化へ

なぜ分社化するの?

積水ハウスは全国各地に「カスタマーズセンター」を設置し、住宅の定期点検やアフターメンテナンスを行ってきました。今回の分社化には、以下の狙いがあります。

  •  権限委譲と責任の明確化
  •  事業領域の拡大
  •  アフターサービスの高付加価値化
  •  顧客生涯価値(LTV)の向上

特に注目したいのは、「ストック型ビジネス」の拡大戦略です。これは、新規の住宅販売だけでなく、既存顧客へのサービス提供を通じた継続的な収益確保を目指すものです。

新会社の概要

  •  社名:積水ハウスサポートプラス株式会社
  •  所在地:大阪市北区
  •  資本金:設立時10百万円(分社化後100百万円に増資予定)
  •  事業内容:建築物の維持管理・定期点検・調査診断、家具販売、オーナーサポートなど

分社化の規模

分社化される事業の売上高は約136億円で、積水ハウス単体の売上高の約1.1%を占めています。資産は17億円、負債は6億円が新会社に移管される予定です。

今後の展望

積水ハウスは、2050年に向けたグローバルビジョン「『わが家』を世界一幸せな場所にする」の実現を掲げています。今回の分社化を通じて、よりきめ細かなアフターサービスの提供と、新たな付加価値サービスの開発を目指していくとしています。

なお、この組織再編は連結子会社との間で行われるため、連結業績への影響は軽微となる見込みです。

記事ライター

muro

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