株式会社共盛輸送が「サステナビリティ・リンク・ローン」により脱炭素化を推進
京都中央信用金庫の「サステナビリティ・リンク・ローン」の取り組みについて
京都中央信用金庫は、株式会社共盛輸送に対して「サステナビリティ・リンク・ローン(京都ゼロカーボン・フレームワーク)」を実行しました。このローンは、サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)の達成に応じて金利優遇等のインセンティブを提供する融資で、京都府内企業の脱炭素化を支援することを目的としています。
株式会社共盛輸送は、燃費基準を向上した最新の車両への入れ替えを通じて、温室効果ガスの排出量を大幅に削減する取り組みを進めています。このローンの枠組みは国際基準に適合しており、その旨の第三者意見書を株式会社日本格付研究所から取得しています。
京都中央信用金庫、持続可能な発展のための金融サービスを提供
京都中央信用金庫(理事長:白波瀬誠)は、脱炭素化への取り組みを進める取引先企業への支援として、「サステナビリティ・リンク・ローン(京都ゼロカーボン・フレームワーク)」を提供しています。このローンは、SPT(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット)の達成に応じて金利優遇等のインセンティブを提供する融資で、京都府が地域金融機関等と協力して推進するESG投融資(サステナブルファイナンス)の一環です。
「サステナビリティ・リンク・ローン」の特徴
- 京都府の地球温暖化対策条例に基づく特定事業者制度を準用することで、審査に要する費用が不要に。
- CO2排出量削減目標の達成により金利優遇が受けられる仕組み。
- ローン・マーケット・アソシエーション(LMA)、アジア太平洋ローン・マーケット・アソシエーション(APLMA)、ローン・シンジケーション&トレーディング・アソシエーション(LSTA)が定義する国際基準に適合。
- 株式会社日本格付研究所(JCR)から第三者意見書を取得。
取り組み企業:株式会社共盛輸送のケース
- 借入人:株式会社共盛輸送
- 代表取締役:深萱一嘉
- 所在地:京都市下京区朱雀分木町80
- 事業内容:一般貨物自動車運送業
- 実行日:2023年12月7日(木)
- 資金使途:運転資金
- 脱炭素化の取り組み:
燃費基準を向上した最新の車両への入れ替えを通じて、大幅な温室効果ガスの排出量削減に取り組む。
京都中央信用金庫は、このような取り組みを通じて、地域企業の脱炭素化を支援し、地域社会の持続可能な発展に貢献しています。株式会社共盛輸送のような企業が環境への配慮を重視した経営を行うことで、脱炭素社会実現に向けた重要な一歩を踏み出しています。
記事ライター
muro