四国ガス株式会社が資金調達、伊予銀行の「カーボンオフセット私募債」を活用
四国ガス株式会社の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを支援、Jクレジットト購入代金に対し補助金を交付
四国ガス株式会社(愛媛県今治市、代表取締役 片山泰志)は、2024年8月21日に「カーボンオフセット私募債」を発行し、伊予銀行がその発行を受託しました。この私募債は、四国ガスが脱炭素社会の実現に向けた取り組みとしてJクレジットを購入するための資金として利用されます。発行額は100百万円で、期間は5年間です。伊予銀行は発行手数料の一部を利用して、四国ガスの取り組みを支援します。この案件は、伊予銀行が取り扱う「カーボンオフセット私募債」の第1号案件となります。
このニュースのポイント
- カーボンオフセット私募債の第1号案件:伊予銀行が初めて取り扱う「カーボンオフセット私募債」として、四国ガスが発行
- 脱炭素社会への貢献:調達資金はJクレジットの購入に充てられ、四国ガスの脱炭素社会の実現をサポート
- 発行額100百万円:私募債の発行額は100百万円、期間は5年間
- 伊予銀行の支援:発行手数料の一部が四国ガスの取り組みを支援するために使われる
四国ガス株式会社と私募債について
四国ガス株式会社は、1912年に設立され、愛媛県を拠点にガスの製造・供給・販売を行っている企業です。
- 会社名:四国ガス株式会社
- 代表者:代表取締役社長 片山泰志
- 設立日:1912年11月
- 所在地:愛媛県今治市南大門町二丁目2番地の4
- 事業内容:ガスの製造、供給および販売業
- 私募債名:カーボンオフセット私募債
- 金融機関:伊予銀行
- 発行日:2024年8月21日
- 発行金額:100百万円
- 資金使途:運転資金
- 発行期間:5年
企業の脱炭素化の取り組みを具体的に支援する私募債
四国ガス株式会社が発行した「カーボンオフセット私募債」は、企業の脱炭素化の取り組みを具体的に支援する仕組みとして注目に値します。特に、Jクレジットの購入によりCO2の排出削減を実現する点は、今後他の企業にも広がりを見せる可能性があります。伊予銀行が手数料の一部を活用し、企業の環境貢献を支援するという取り組みも、金融機関としての新たな価値提供の一例と言えるでしょう。このような持続可能な社会を目指す取り組みが今後さらに発展することが期待されます。
記事ライター
muro